東電が、賠償金が払えないため、電気料金の値上げを行うとか、行わないとか
まだ、福島原発の問題も収束していないのに、自分たちの保身だけは、手を打つのが早い
タイトルにあげたGM,JALの2社は、ともに会社規模が大きくて潰すに潰せないといわれていたが
結局倒産してしまった。
2社とも、組合などの問題があり高コスト体質だったのだが、それには目を向けず、
GMは政府も巻き込んで日本車たたきを行い、
JALは政府の支援をあてにして、金融機関からお金を借りまくっていた。
つまり、問題の本質に手をつけず、その場しのぎの対応によって、何とか運営してきたのだが、何十年後にそのツケを払わされたのだ。
では、東電はどうなるのだろうか?
東電の場合は、災害が原因であり、損害賠償も一過性のため、2社とは違うのではないか、と思われるかもしれない。
しかし、それが大きな間違いで、東電の問題点は損害賠償が発生したことより、安全対策のチェックが正常に効いていないことだからである。
事故の隠蔽(78年に福島原発で臨界事故を起こしている)、経済産業省、保安院との癒着など、本質である安全対策を行うより、その場しのぎの隠蔽、ゆるいチェックを行ってもらうことに力を入れてきた。
その結果が今回の事故につながったのではないか。
同程度の津波が襲った東北電力の女川原発は津波で壊れることもなく、逆に避難所になった
東電は、今回の事故による反省から安全対策を強化したのだろうか?
私の情報力では、したとも、していないとも判断できない。
しかし、聞こえてくるjのは賠償金の支払いをどうするか、という話ばかりだと、問題の本質に対応しているとは思えない。
東電の話ばかり書いたが、これは自分たちの仕事においても同じだと思う。
他人(環境)のせいにする。自分が悪いことに気がつかない。・・・
問題点を先送りしたり、見て見ぬ振りをすれば、とりあえずは何とかごまかせるが、後の大きなしっぺ返しがくる。
昔の人はうまいこと言ったものだ。
「若いときの苦労は買ってでもしろ」
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