中小企業診断士の二次試験まで2週間をきりました。
二次試験を3回受けた者として、ちょっとアドバイスを。
といっても、合格するための本質的なアドバイス(解答の書き方など)はできないので、側面的なことですが。
1.座布団を持っていけ!
一次試験を経験された方はわかっていると思いますが、試験会場である大学の椅子は木でできています。
暑い時期である一次試験では、それほど感じなかったのでしょうが、10月末という二次試験でこの椅子に一日中座っていると、お尻の血流が滞り、痛みを通り越して感覚がなくなってきます。
私も最初の試験の事例?でお知りが痛くて、集中できませんでした。もっとも集中力が必要な財務会計でです。
その反省をこめて、2年目から座布団を用意して対応するようにしました。
2.団扇になるものを持っていけ!
去年、二次試験の会場に足を踏み入れて感じたことは、「蒸し暑い!!」です。
何百人の受験生が一つの部屋に入っているので当然かもしれません。試験会場によってはエアコンが効いていたり、人数も少なかったりで、そう思わないところもあるかもしれません。しかし、去年、私が受けた会場は、大き目の部屋でエアコンが古くて騒音がひどいため動作していませんでした。
会場ではみんながノートなどで仰いでいましたが、なかには受験票で仰いでいる人もいました。私は要点だけまとめたファイナルノート(A5サイズ)を団扇代わりにしましたが、おかげでせっかく用意したファイナルノートを見ることはできませんでした。
そのほか、ひざ掛けや、羽織るカーディガンなど、暑さ、寒さ対策を行うことをお勧めします。
試験のないよう以外のところで気をとられて、自身の力を100%出し切れずに不合格になるのはたまらないからね。
そのほか、
・遅刻しないようにしよう。
試験の開始に遅れるのはもちろん、試験の説明にも遅れないように。
一次試験の監督補助を行い、そこで感じたのは、試験ぎりぎりに部屋に入ってくる人がいるが、その人たちを見ていると、かなり危なっかしいのです。解答は書いているけど、受験番号を書いていないなど(最後の5分で気づいて書いてくれたけどね)
試験開始の15分(10分?)前にある試験の説明では、試験官が「受験番号を書いてください」、「携帯電話の電源を切ってください」と指示を行っています。これを守っていれば、あとは試験に集中できるのです。自身の力をすべて出し切るためにも、早めに席について、試験に集中できる環境を作ることをお勧めします。
・昼食後に、携帯電話の電源を切ったことを確認しよう
試験中、携帯電話の電源を切っておくように、試験管は口をすっぱくしていっています。
当然、受験生もわかっているとは思うのですが、それでも着信音がなることがあります。
私の経験上ですが、そのほとんどが、昼食後の試験のときです。
おそらく、朝は試験の前に携帯の電源を切っていたのでしょう。午前中の二時限も試験もそのままだったので、問題なかったのですが、長い休憩になる昼食時に携帯でメールなどを確認して、そのまま電源を切ることを忘れ、試験に入ったのだと思います。
これによって試験中に突然、着信音がなった場合、試験管や回りの受験者も驚きますが、一番驚くのが当の本人です。
カバンの中を引っ掻き回し、奥底のある携帯を取り出して、なんとか着信音を消そうとするものの、着信音はなったままです。
パニックになっているのですね。
この状態の後、試験に集中できるのか?
私にはわかりません。
ちなみに、試験中に着信音がなった受験生は、その試験の退出が可能な時間になったときに、退出し、それ以降の科目を受けることはありませんでした。
以上、私が試験を受けて感じたアドバイスです。
これが、受験生の為になれば幸いです。
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